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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年5月19日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 24.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、17日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、4月24日より継続していたが10:08に停止。10:06よりプロセス主建屋へ移送開始。

4号機からの燃料取出し作業、昨日18日までに40回のキャスク移動を実施。共用プールへ移送した燃料は880/1533体(使用済燃料が858/1331体、新燃料が22/202体)。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、16日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、4月24日より停止していたが10:24に起動。SARRYがブースターポンプ点検で停止するため。
水処理装置、SARRY、4月24日より運転していたが07:00に停止。ブースターポンプ点検のため、28日まで停止の予定。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、5月17日より循環待機運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、3月18日より停止中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、3月25日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。B系出口水放射能濃度上昇でA、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で系統水の白濁が確認され循環待機運転へ移行、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で系統水の白濁等を確認し、循環待機運転へ移行。下記の廃炉対策現地調整会議の項に最新の状況について記載あり。

高温焼却炉建屋とプロセス主建屋の間のトレンチ内部の水位が12:00-16:00の約4時間で2461mmから2606mmに上昇したことを確認。このため、近くで行われていた現場作業を確認したところ、高温焼却炉建屋とプロセス主建屋間トレンチのグラウト充填工事の準備作業として、トレンチ天井部に地表面から4ヵ所の孔を開ける作業を実施しており、その内、1ヵ所の孔より地下水と思われる水が流れ込む音を22:55頃確認。これを受けて、トレンチ内部の水を高温焼却炉建屋へ移送するとともに、ファイバースコープによるトレンチ内部の状況確認、トレンチ内の水の分析をすることとした。
(以下20日の会見より)当該のトレンチは、高温焼却炉(HTI)建屋止水工事で建屋とトレンチの間の止水が完了したところ(19日の廃炉・汚染水対策現地調整会議の項を参照)。次のステップとして、トレンチ内の水を抜いてグラウト充填する予定で、この工事を行っていた。

焼却工作建屋へのたまり水誤移送の件(4月14日、5月2日参照)
焼却工作建屋東側サブドレン水の追加サンプリング結果(PDF 39.5KB)
焼却建屋のたまり水深さは14:00に19.8cm。工作建屋は16日に回収を完了。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 288KB)

11:45頃、G4タンクエリアでパトロール中の作業者が転倒し右足を負傷。入退域管理棟救急医療室で受診し骨折を確認。緊急搬送の必要ありと判断され12:49に救急車を要請。14:07に南相馬市立総合病院に到着。「右下腿骨折」と診断された。


その他


サブドレン復旧に向けた建屋周辺の地下水調査結果(2013年8月23日、11月25日参照)
福島第一原子力発電所1~4号機建屋周辺地下水の詳細分析結果(PDF 95.9KB)
17日に報告した新設サブドレンN14(4号機R/B山側)のトリチウム再分析の件。15日再採取分の結果は8,900Bq/Lで前回(11,000Bq/L)とほぼ同程度であり、試料の汚染の可能性はないと判断した。ただし、全β放射能がNDになっていることや他のサブドレンの値に対しトリチウム濃度が高めであるため再サンプリングを実施し、時間をかけて状況を監視していく。

T/B東側下部透水層の水質調査結果(2013年10月4日、12月20日、2014年1月21日参照)
福島第一原子力発電所タービン建屋東側(海側)下部透水層の水質調査状況について(途中経過)(PDF 313KB)
揚水量が多いと作業時間を要し、作業者の被曝線量が増加するので、揚水量を最適化するために揚水量を変えて水質分析をおこなった。対象はH25J⑦(3、4号機間海側)で、9日に採取。10L、30L、120Lと3種類の揚水量で分析した結果、トリチウムの値に若干のばらつきがあった。この結果をもとに、揚水量を検討する。

「格納容器水張りに向けた調査・補修(止水)技術の開発」で開発中のS/C上部調査装置の実証試験を1号機でおこなう。
研究開発「格納容器水張りに向けた調査・補修(止水)技術の開発」にて開発中のS/C(圧力抑制室)上部調査装置実証試験の実施について(PDF 605KB)
S/C上部調査装置は、クローラ付きの移動台車に搭載するマストを交換することで、3つの調査(S/C上部調査、トーラス室壁面調査(カメラおよびソナー))をおこなう。台車は調査時にS/C上のキャットウォークの上を移動させる。S/C上部調査では、2013年11月13日にベント管下部周辺調査で確認されたS/C表面を流れる漏水の出所を確認するために、損傷の想定される構造物をカメラで撮影する。トーラス室壁面調査では、T/Bに接する東側の壁面でたまり水の流れが見られるかどうかをカメラおよびソナー(超音波センサー。水中の微粒子などからの反射波でドップラー計測をおこない、流れの有無を確認。9頁)で確認する。また、壁面の貫通部の構造物の状況をカメラで確認する。
アクセスルートとしては、トーラス室調査のために2013年2月13、14日に1階床に開けた孔に隣接して615mm四方の角形の孔を新たに開けて、ここからキャットウォーク上に装置を吊り下ろす(7頁)。
明日20日より床穿孔を開始。その後、6月中旬にかけて試験をおこなっていく(8頁)。

2号機格納容器温度計(TE-16-001から006)の再設置を明日20日に行う(2013年8月13日、2014年1月30日、5月15日参照)

今日、廃炉・汚染水対策現地調整会議(第9回)があった。その際の資料。
【資料1】汚染水に関わる現場進捗状況(3.86MB)
2、3号機海水配管トレンチ凍結止水工事進捗(4頁)。2号機立坑Aは4月28日より凍結運転を開始している。5月14日時点でトレンチ最下部の温度は-10℃から-20℃程度に低下。2号機開削ダクトは削孔作業中で、6月上旬に凍結開始予定。3号機立坑Dでは測温管の削孔を開始している。
4m盤フェーシング工事の進捗(8頁)。1-2号機間、2-3号機間、3-4号機間護岸エリアのフェーシングは5月2日に完了。
海側遮水壁工事の進捗(9頁)
地下水バイパスGr1-1の詳細分析結果(11頁)。14日の公表分に加えて、JAEAの分析結果あり。
護岸エリア地下水、港湾内海水のモニタリングまとめ(13頁)。3月以降、1-4号機取水口付近の海水の全βとトリチウムがゆっくりと上昇している。遮水壁内の埋め立て進捗により遮水壁内の海水量が減少しており、4m盤からの汚染地下水の浸出が継続していれば濃度が上昇する状況ではある。また、降雨の後に3-4号機間で濃度が上昇しており、1、2号機側の海水が降雨により移動した可能性が考えられる(20頁)。
地下水バイパス揚水井、タンクエリアの追加ボーリング、排水路のモニタリングまとめ(22頁)
海側遮水壁工事進捗にともなう海水採取点の変更(18頁)
多核種除去設備ALPSの状況(35頁)。17日にA系で系統水の白濁等が確認された件。吸着塔上流側(吸着塔2A出口)でCa濃度上昇が見られないので、炭酸塩流出範囲は限定的と推定(37頁)。影響範囲について調査を継続。なお、炭酸塩スラリー透過の原因と推定されるクロスフローフィルター(CFF)のガスケット劣化については、放射線の影響で劣化したと考えられるテフロン製からゴム製のものに変更して対応する。A系では元々停止して点検を実施する予定だったのが、1週間ほど前倒しになった形。この間に改良型CFFへの交換を実施する。B系とC系でも同様に交換を予定しており、B系は5月25日頃から処理運転を再開する予定。
弁銘板の取付け進捗(40頁)。当初計画の約5,000台について完了。弁の施錠管理は4月18日までに完了している。
当社社員による現場管理の強化(75頁)。現場管理を徹底するための対策として、エリアキーパー制(1-4号機側・タンクエリアを14エリアに分割し、責任者を設定する。9頁)、パトロールの増加、監視カメラの設置、タイベックスーツに東電のワッペン貼付け、現場専用車の増車(すぐ現場に行けるように)、事務本館(暫定事務棟)の設置(6月末に一部、9月末に完了。2Fのバックオフィスから現場に近くなる)、全面マスク着用省略可エリアの拡大、管理職の現場出向倍増。
【資料2】現地調整会議で提示された課題への対応の検討状況(3.29MB)
タンク堰二重化工事の進捗(通しで4頁)。4月4日の降雨にともなう堰内雨水により、内堰工事が20日間程度遅延している。堰内雨水の移送先である4000m3ノッチタンク群が満水に近く、4月上旬に稼働を見込んでいた雨水処理装置も供用開始できていないため。目標の5月末完了にギリギリの状況。
H6タンクエリアの汚染土壌回収(8頁)。5月末までかかる予定。
外周堰・枝排水路の復旧(9頁)。現状、タンクからの漏えい水が内堰を越えて排水路に流れ込まないよう、主排水路BラインとCラインを暗渠化し、これに接続する外周堰排水口および枝排水路も閉塞している。堰の二重化完了後、順次外周堰の排水口および枝排水路を復旧していく。
タンク設置工事現況(11頁)。J2/3、J4、J5、Dの各エリアは製作開始が1-1.5ヶ月遅れ。また、詳細検討により設置できるタンクが全体で1基減っている。これを反映してタンクシミュレーションを2つのケース(基本ケースとリスクケース(基本ケースからサブドレンと凍土遮水壁の効果を抜いて、海側遮水壁の地下水ドレンくみ上げを追加))で実施。タンク容量合計(黒線)、ALPS処理水貯槽合計(ピンク線)のいずれも前回示したものより少なくなっている。いずれのケースでも保有水合計はタンク容量合計を超えないが、リスクケースではALPS処理水保有水量がALPS処理水貯槽合計を超えてくる。この場合は、新設のきれいなタンクではなくて一旦汚染水を入れて汚れたタンクへALPS処理水を入れることで、貯留は可能である。ALPS処理水はできるだけ新設の溶接型タンクへ収められるよう、検討していきたい。
堰内雨水処理方針(20頁)。日量100mmの降雨があった場合に、2日で受入タンクへ移送してから放射能濃度の分析をおこない、排水および雨水処理装置で処理をするようにする(2日ドライアップ計画)。このために、移送能力(35-70m3/エリア)、受入能力(排水基準を満たすもの用のタンク(計3,500m3)と満たさないもの用のタンク(4000m3ノッチタンク群))、雨水抑制対策(雨樋設置で60%カット)が必要。4月時点では雨樋設置が約60%、それ以外は設置済みだが、4000m3ノッチタンク群はほぼ満水で、代替のT/B地下は受入れ可能量が200m3/週。
6月末以降(梅雨)に向けた対策として、受入れ能力の増強(雨水処理装置の稼働により4000m3ノッチタンク群の空き容量を確保する、受けタンクを2,500m3増強する)、雨水抑制策(雨樋設置率を95%とする、堰カバーを設置する)。
堰カバー(28頁)。単管などで足場を組み、カバーを設置する。台風などの強風にも耐える構造。4月11日に汚染水対策検討WGで資料が出ていたやつの1案を実際にやるという話。
B・C付け替え排水路の最終排出先決定(35頁)。B・C排水路は元々、放水堤脇の港湾外へ排水していたが、これを1-4号機取水路開渠内へ変更することとした(高濃度汚染水が流出した場合に港湾外への拡散を遅らせることができる、開渠内のほうが作業スペースの点から汚染水拡散抑制の対策をとりやすい)。7月中旬に工事完了する予定。
高温焼却炉(HTI)建屋止水工事の状況(41頁)。HTI建屋止水処理完了後の地下水流入量は約14t/day。止水したHTI連絡トレンチとHTI建屋の接合部からの流入は、流速計の測定(流速は0)からおおむね止まっているものと想定。流入量が0にならないのは、地下外壁面や床面のコンクリート打継ぎ部から流入があるためと考えられる(打継ぎ部は100%止水はできていない)。今後、建屋内のドライアップ後に除染をおこない、補修をおこなう。
【資料3】凍土式遮水壁の進捗状況(1.15MB)
小規模凍土壁(実証試験1)の状況。土中温度分布、揚水試験結果。



ニコ生
 【5月19日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.5.19(水)17時30分 ~

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