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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年5月27日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 125KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

「格納容器水張りに向けた調査・補修(止水)技術の開発」で開発中のS/C上部調査装置の実証試験を1号機で実施(19日参照)
福島第一原子力発電所1号機S/C(圧力抑制室)上部調査結果について(PDF 1.36MB)
S/C北北西側の装置投入位置からS/C外側のキャットウォーク上を時計回りに移動して、2013年11月13日のベント管下部周辺調査で水上ボートによりS/C表面に流水が確認された場所(ベント管X-5Eのあたり)まで移動。周辺を調査したところ、真空破壊ラインの伸縮継手部から漏えいしているのを確認した。
(以下、28日の会見より)
福島第一原子力発電所1号機S/C(圧力抑制室)上部調査結果(1:28)(動画)
真空破壊ライン(計8本あるうちベント管X-5E近くにあるやつ)の伸縮継手部から水が流れているのが分かる(動画20秒過ぎ)。伸縮継手の周囲には保護カバーがかぶせてある(PDF資料4、5頁図)。伸縮継手を運搬する際に継手部を固定しておくボルトを通す穴が開いている。ボルトは設置後は外してあり、この穴から水が流れている(資料5頁図)。したがって、継手のいずれかの場所から漏えいした水が保護カバーの中にたまっており、これがボルト穴(伸縮継手のPCVから遠い側)やスキマ(近い側)から漏えいしていると考える。ここ以外の場所からの漏えいは見られなかった。伸縮継手(素材はステンレス鋼)は厚みが1.5mm程度しかなく、海水を炉注水した影響で腐食が発生して穴が開いたのではないか。これは、3号機MSIV室で5月15日に確認された配管貫通部の伸縮継手からの漏えいと同じ状況と推定する。腐食は発生するのに時間を要するので、事故直後からの漏えいは別の場所で起きていたと考える。なお、1、3号機では真空破壊ラインはベント管の中に入っている。
線量調査もおこなっており、キャットウォーク上は400mSv/h程度、AC(不活性ガス)系配管の付近では1.5Sv/h(AC系配管の線量が高いことは以前にも確認している。1月17日に1号機R/B1階南側をγカメラで調査した際に、高線量を確認している。このときはこの配管をPCVベントに使用したからという説明だった)。
1号機T/B地下たまり水移送、17日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、25日より停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、19日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、20日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、19日より運転中。
水処理装置、SARRY、昨日26日より停止中。ブースターポンプ点検のため。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、5月17日より停止中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を起動。

焼却工作建屋へのたまり水誤移送の件(4月14日、5月2日参照)
焼却工作建屋東側サブドレン水の追加サンプリング結果(PDF 39.5KB)
焼却建屋のたまり水をプロセス主建屋へ昨日26日より移送中(日中のみ実施、6月上旬までの予定)。工作建屋は16日に移送を完了。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 652KB)

地下水バイパス、10:00-12:38に一時貯留タンクGr3-1の排水を実施。排水量は641m3
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr3-1)からの排水について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr3-1)からの排水について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(PDF 120KB)(5月29日公開)

10:33頃、B北タンクエリアで汚染水タンク雨水抑制対策工事に従事していた作業者が転倒し左膝を負傷。入退域管理棟救急医療室にて医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると判断され、11:24に救急車を要請。
(29日追記)27日12:42に福島労災病院に到着。「左膝外側半月板損傷」と診断された。
当時はタンクエリアで堰カバー(19日参照)の設置作業をおこなっていた。装備は作業着上下にタイベックスーツ、全面マスク、軍手、ゴム手、ヘルメット、安全長靴、アノラック上下。20代男性。


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)サンプリング結果
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(揚水井)(PDF 99.4KB)
揚水井No.12のトリチウム(26日採取分)が1,700Bq/Lで運用目標を超過したので、20:48にNo.12からの地下水くみ上げを停止した。今後、サンプリング頻度を週2回に増やして傾向監視を強化する。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス揚水井No.12の測定結果について(報道関係各位一斉メール)
揚水井の分析結果が運用目標を超えた場合の手順は20日の資料を参照。「傾向監視の結果、値の上昇継続による一時貯水タンクへの影響が無いことを確認できれば、当該揚水井からの移送を再開する。ただし、移送再開後も、運用目標以上の間は、週2回の分析による傾向監視強化は継続し、その都度、値の上昇継続による一時貯水タンクへの影響がないことを確認する」とのこと。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

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