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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年5月29日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 119KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、17日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、25日より停止していたが10:35に再開。移送先は3号機T/B地下。

3号機T/B地下たまり水移送、19日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、20日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、19日より運転中。
水処理装置、SARRY、ブースターポンプ交換のため26日より停止中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、5月17日より停止中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を起動。

焼却工作建屋へのたまり水誤移送の件(4月14日、5月2日参照)
焼却工作建屋東側サブドレン水の追加サンプリング結果(PDF 39.5KB)
焼却建屋のたまり水をプロセス主建屋へ26日より移送中(日中のみ実施、6月上旬までの予定)。工作建屋は16日に移送を完了。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 520KB)

10:55頃、構内で作業を終えた作業者が車両で免震重要棟駐車場に戻った際に、その車両から油(エンジンオイル)が漏えいしていることを発見。漏えいは停止しており、漏えいした油については吸着マットで回収を実施。また、走行した道路についても滴下を確認したことから、処置を行う。11:13に双葉消防本部へ一般回線で連絡。12:05に富岡消防署より「危険物の漏えいではない」との判断を受けた。

11:45頃、構内の企業厚生棟駐車場で、作業者が車両から油が漏えいしていることを発見。漏えいは停止しており、漏えいした油については吸着マットにて回収を実施。現場確認により漏えいした油はミッションオイルであることを確認。13:15に富岡消防署より「危険物の漏えいではない」との判断を受けた。


その他


地下水バイパス27日排水時の海水サンプリング結果。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(PDF 120KB)
南放水口付近(T-2)で排水中の11:00に採取。前回結果と比べて大きな変動はない。
海水の採取地点T-2については6月2日を参照。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第6回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
議事概要(144KB)
【資料1】プラントの状況(2.11MB)
【資料2】中長期ロードマップ進捗状況(概要版)(5.57MB)
【資料3】個別の計画毎の進捗状況(42.2MB)
炉注水循環ループ縮小工事開始(3頁)。建屋内循環(2013年11月28日のロードマップ進捗の項を参照。RO装置を4号機T/Bに設置し、集中廃棄物処理施設の水処理装置(キュリオン、SARRY)からこのRO装置を経由して炉注水するので、現状の35m盤の淡水化装置をスキップすることになり、ループは3kmから0.8kmまで短縮する)の工事を6月に開始する。系統概略図(6頁)など。
地下水バイパス運用開始(34頁)。一時貯留タンクの配置、および、水位を観測する観測孔(A-D)とサブドレンピットの位置(37頁)。
RO濃縮水のリスク低減(43頁)。RO濃縮水には90Srが高濃度で残っており、これを多核種除去設備ALPSで除去する他に、モバイル型Sr除去装置で貯留タンク内のRO濃縮水からSrを除去する(2月27日のロードマップの項参照)、SARRYへのCs・Sr同時吸着材適用によりSrを除去する、のふたつの方法を実施していく。モバイル型Sr除去装置は22日に実施計画変更認可申請済み、8月末から処理開始の予定。SARRYのほうは、Cs・Sr同時吸着材をいれた吸着塔を1系列あたり2塔設置して8月末より初期運用を開始し、性能・運用面を評価して11月上旬に本運用による処理を開始する予定。これらにより、RO濃縮水中の90Sr濃度を下げて、RO濃縮水のリスク低減(漏えいリスク・敷地境界線量・作業者被曝の低減)を図る。また、多核種除去設備ALPSの負荷低減(稼働率改善)も期待できる。
凍土遮水壁造成の地盤沈下の評価(50頁)。26日の規制委の第22回特定原子力施設監視・評価検討会の資料抜粋。検討結果としては、予想される基礎底面の傾斜は保守的な条件でも最大1/10,000程度であり建屋基礎の安全上問題ないものと考える。
「汚染水処理対策技術検証事業(トリチウム分離技術 検証試験事業)」に係る補助事業者の公募(57頁)。トリチウム分離および長期貯蔵技術について昨年公募を実施した結果、すぐに使える技術はなかった。これらの技術について知見を更新するために5月より公募を実施している(これはエネ庁の事業)。
H4、H6エリアタンク漏えいのモニタリングまとめ(59頁)。追加ボーリング(Eシリーズ、Gシリーズ、60頁)、地下水バイパス調査孔(64頁)、地下水バイパス揚水井(65頁)、排水路(66頁)、海水(67頁)。
サブドレンピット水質調査(69頁)。最近ピットの調査が終わったNo.40(3号機T/B山側)とNo.51(4号機R/B山側)の調査結果(4月24日のロードマップ進捗の項参照)がでた。低濃度の汚染が確認されたが、他の既設ピットと大きく変わらない。今までの結果のまとめ表あり。
タンクエリア堰内たまり水の現状(78頁)。4月11日採取分の分析結果。
雨水処理設備の処理水散水の実績(82頁)。21-26日の散水実績はモバイルRO膜装置の処理水が238.5m3、淡水化処理RO膜装置の処理水が156.3m3
HTI連絡トレンチへの地下水流入(85頁)。19日に当該トレンチ内たまり水の水位上昇を確認した件。当該トレンチ閉塞のためのグラウト注入孔削孔で、掘削孔とケーシングのスキマから地下水が流入した。掘削孔周辺への薬液注入を追加したが効果なく(90頁)、孔内パッカー設置(92頁)と薬液注入追加(95頁)でほぼ流入は停止した。
T/B東側のモニタリングまとめ(100頁)。地下水のトリチウム(106頁)、地下水の全β・90Sr(110頁)、海水(119頁)、取水口付近海水と降雨の関係(134頁)、観測孔位置図(139頁)。
海側遮水壁工事進捗にともなうシルトフェンス撤去と海水採取点の見直し(118頁、129頁)
放水路調査(141頁)。海水系(2次系)冷却水を放流する通路を放水路という(143頁)。もともとは海水が入っているところだが、現状では10m盤東側およびT/B屋根に降った雨水が立坑から流入している。出口(放水口)は、海側遮水壁工事による埋め立て(1-3号機)、堆砂による閉塞(4号機)で埋まっている。10m盤東側およびT/B屋根へ降った雨水の対策を検討するため、放水路の水質調査を実施した。核種分析結果(4月23日採取分)は152頁。Cs、全β等の汚染が確認されたが、建屋内たまり水や海水配管トレンチと比べて十分に低い(放水路は海水配管トレンチとはつながっていない)。塩分濃度も海水より低い。汚染の要因を確認するために、流入水の経路調査と水質調査の追加(90Sr)を実施する。中の水の汚染についてはモバイル処理装置(2、3号機海水配管トレンチたまり水を浄化中)を活用して浄化し、浄化が終了するまではモニタリングを継続する事を予定。
今月の追加的放出放射能量評価(160頁)。前月と変わりなく0.1億Bq/h(1号機0.004億Bq/h、2号機0.0002億Bq/h、3号機0.00009億Bq/h、4号機0.001億Bq/h)。これによる敷地境界における被ばく線量は0.03mSv/yearと評価。評価の詳細(ダスト測定値、流量、建屋カバーの漏えい率など)つき。
給食センターの工事開始(169頁)。今日、起工式だった。H26年度末完成予定。
Jタンクエリアを全面マスク着用省略可能エリアに設定(173頁)。溶接型タンクの建設工事をおこなっているJエリアでダスト・表土の測定を実施。低い値であることを確認し、タンク建設作業で使い捨て式防塵マスク(DS2)を着用可とする。ただし、Jエリアにはすでに汚染水を貯留したタンクがあり、汚染水を取り扱うタンクの周りでは全面マスク着用とする。
車両整備場の設置(177頁)。6月1日より営業開始。東電リース株式会社が運営し、整備料金は有料。概要、位置図。
3号機R/B上部除染・遮へい工事(184頁)
使用済燃料の保管状況(185頁)
3号機使用済燃料プール内大型ガレキ撤去作業の進捗(186頁)。FHMの撤去を実施中。
使用済燃料プールから取出した燃料集合体他の長期健全性評価(201頁)。IRIDの報告。
使用済燃料プールから取出した損傷燃料等の処理方法の検討(214頁)。IRIDの報告。
事故進展解析技術の高度化による炉内状況把握(276頁)。MAAPコードとSAMPSONコードのモデル追加・改良を行い、1-3号機の事故解析を実施。IRIDの報告。
圧力容器/格納容器の健全性評価技術の開発(300頁)。IRIDの報告。
PCV下部補修(ベント管埋設による止水工法)のうち閉止補助材と止水材の組合せ試験結果概要(314頁)。「格納容器の調査・補修(止水)技術の開発」の一環。IRIDの報告。
上部PCV(小部屋)及びS/C補修技術の開発状況について(326頁)。「格納容器の調査・補修(止水)技術の開発」の一環。IRIDの報告。
ガレキ・伐採木の管理状況(337頁)。保管量の推移。
固体廃棄物の処理・処分にかかる研究開発(339頁)。IRIDの報告。

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
変形・破損した燃料を共用プールで貯蔵するために、燃料ラックを変更(既設の90体用1基を49体用に置き換える)する。1、3号機では建屋の爆発にともないガレキが使用済燃料プールに落下しており、燃料が変形・破損している可能性がある。
変形・破損(のおそれのある)燃料は収納缶に入れて貯蔵する計画だが、収納缶のサイズが既設ラックより大きく収納缶ごと貯蔵できないため、より大きなスペースを取れるラックを設置する。また、4号機にある変形した燃料(1月30日のロードマップ進捗の項参照。これは事故の前に変形したもの)も、既設のラックには入らない。

福島県漁連組合長会議説明資料(PDF 2.87MB)
港湾内魚類捕獲状況(5頁)、港湾内魚類対策(7頁)など。



ニコ生
【5/29】東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」に関する臨時記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.5.28(木)17時30分 ~

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