リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年7月11日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 27.4KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機TIP案内管の健全性確認(4月26日参照)4日目。
2号機TIP案内管健全性確認の結果について(4日目)(PDF 230KB)
今日はAラインで実施。計画線量3mSv、最大被ばく線量0.77mSv。先端にくさびを付けたダミーTIPケーブルを挿入し、前回(2月26日)到達した約5.4mより奥の約8.2m(索引装置手前)で挿入不能。すでに実施したB、C、Dラインと同じく、引き抜いたケーブル先端のくさびに付着物あり(γ線が17.0mSv/h、γ+β線が45mSv/h)。その次に、ファイバースコープを挿入して案内管内部を観察。挿入不能の個所に付着物を確認した。これで、今回の確認作業はすべて終了、今後の方針を検討する。
2号機TIP案内管健全性確認の結果について(4日目)【ダイジェスト版】(5:18)(動画、7月12日公開)
2号機TIP案内管健全性確認の結果について(4日目)【全編版】(55:50)(動画、公開は7月12日より21日まで)
2号機T/B地下たまり水移送、9日から停止中。

3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、計器の定期点検のため8日から停止していたが、作業が終了し10:44に起動。起動時のプール水温は32.6℃(運転上の制限値は65℃)。
13:20、3号機R/B上部でガレキ撤去作業に使用していた無人重機から作動油が漏えいしていることを作業者が発見。13:43頃、消防署へ連絡。R/B上部から地上に降ろして確認したところ、13:55に油の漏えい停止を確認。念のためドレンパンの上に仮置きした。その後、油圧カッターの上部油圧ホース接続部分からの漏れであることを確認。なお、カメラによりオペフロ上部への漏えい跡がないことを確認。また、使用済燃料プールへは当該重機から距離が離れているため油の流入なし。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部ガレキ撤去中の無人重機からの油漏れについて (報道関係各位一斉メール)
3号機T/B地下たまり水移送、9日から停止していたが15:12に再開。移送先はプロセス主建屋。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、実施せず。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月27日から運転中。新しい吸着材の性能確認のためSARRYと並列運転をしている。
水処理装置、SARRY、5月28日から運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験、A系(3月30日-)とB系(6月13日-)で実施中だが、A系はバッチ処理タンクの漏えいで6月16日から停止中

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.2のドレン孔水をくみ上げてNo.2貯水槽へ還流。
地下貯水槽観測孔分析結果(採取日:7月11日)(PDF 39.1KB)
昨日、地下貯水槽No.1の周囲の観測孔4ヵ所(A13、A14、A16、A19)で全βが検出されたが、今日はA13とA16で検出限界と同レベルを検出、A14とA19はND。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報215) (報道関係各位一斉メール)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日参照)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 12.8KB)
6月7日採取の観測孔No.1-3の90Srの結果が出た。
福島第一護岸「地下水観測孔No.1-2」試料のろ過処理による放射能濃度変化について(PDF 8.47KB)
9日採取分のろ過後の全βの結果が出た。ろ過前(900,000Bq/L)とほぼ同じレベル(890,000Bq/L)だった。
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報12) (報道関係各位一斉メール)
モニタリングの結果をスプレッドシートにまとめました→トリチウム全β90Sr
海側遮水壁は来年秋に竣工予定なのだけれど、今、鋼管矢板を打っているところと護岸の間を埋め立てて、そこに地下水ドレンを作って地下水をくみ上げ、埋め立て部分の地下水位を平均潮位よりも少し下げることで陸側から流れてくる地下水が海へ出ないようにする(鋼管矢板でせき止めてるから、ほっとくと海よりも陸側の地下水位が高くなる)、ということになっている。それで、くみ上げた地下水はどうするかというと、やはり来年秋に復旧予定のサブドレンで汲み上げた水と一緒にして浄化設備で浄化して……という話(ここら辺の話は4月26日の汚染水処理対策委員会の資料の13、14頁目あたりにある)。ちなみに事故前の1-4号機サブドレンの揚水量は約850m3/day、海側遮水壁の地下水ドレンでの揚水量見積りは数字が見当たらなかった。
サブドレン浄化試験の結果もさっきの資料の25頁目にあるけれど、1号機のNo.1を除けばトリチウムが数百-数千Bq/L(ALPS処理水は数百万Bq/L)、全βは最高で2000Bq/Lくらい。今回の問題になってる1-2号機間の護岸の地下水はちょっと桁違いなわけで、一緒に処理できるんだろうか。もしかして、この分もタンクに貯めるなんてことになるのかな。地下水バイパスも運用できてないのだけれど、海側遮水壁で汲み上げた水、どうするんだろ。

モニタリングポストNo.6の周囲に設置してあった遮蔽壁の撤去作業を終了。

港湾口にブロックフェンスを設置する作業(5日参照)を7日より実施していたが、今日終了した。

09:02頃、セシウム吸着塔一時保管施設(第四施設)本体工事に従事していた作業者の全面マスクの右側フィルタが外れていることを確認。顔面の汚染検査を実施したところ、汚染は確認されていない。その後、ホールボディカウンタを受検し、異常なし。なお、外れた全面マスクのフィルタは厚生棟内脱衣所で脱いだタイベックの中で発見された。


その他


明日12日より、3号機R/B1階でガレキなど障害物の撤去作業の事前調査として、PackBotによる建屋内の調査を実施する。

5、6号機の非常用ガス処理系(SGTS)の屋外トレンチ内のたまり水の件(昨日10日参照)。昨日10日08:05-今日11日12:20にトレンチ内のたまり水を仮設タンクへ移送し水抜きを完了。その後のパトロールで漏えい等の異常のないことを確認。トレンチ内の非常用ガス処理系排気ラインについては、準備が整い次第、配管点検を実施する。

3号機トレンチ立坑でサンプリングした汚染水の分析結果。
福島第一原子力発電所3号機トレンチ立坑Aサンプリング調査結果(PDF 97.3KB)
(12日の会見より)T/B海側の海水配管トレンチに残留している汚染水の除去に向けて、3号機のトレンチ立坑で分析を実施した。2、4号機分は6月27日のロードマップ進捗の項に記載あり。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(7月11日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

0 件のコメント:

コメントを投稿